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Web漫画に土曜日を奪われる

Tweet 2011.11.05 Saturday

Web漫画「堀さんと宮村くん」にハマりました。

描かれたのは3~4年も前なのですが、昨日の帰りに電車の中でたまたま見たVIPまとめブログ(…)で存在を知り、おすすめられていたのでそのままあいほんで見てみました。

おもしろい!ひきこまれる!
堀さん可愛い!!トオルくんもいい!ユキちゃんが!レミちゃんが!進藤君も!!
ていうか主役も脇役も全員いい!!


そのまま家に帰って、寝る前にもiPadで見て、今朝も午前中洗濯機を回したらずっと読んでました。
本編の140話まで読み切り、さわやかなラストにすっきりしたところで一区切り。
まだオマケがたくさんあるようなので、ちょっとずつ読んでいこうかと思いますヽ('ω')ノ

Web漫画というと、以前痴漢男やオナマス、ツンのやつ(名前忘れた)にハマって寝不足になりましたが、やっぱりいい作品をタダで読ませてもらえるなんていいですねぇ・・・
なんかこないだのガンガンファンタジーって雑誌から作画が新しくなって連載開始したそうですね!なんてタイムリー!
絵を見たけど堀さんキレイでかわいいじゃないか・・・ウホッ・・・


いやーしかしWeb漫画読むとまんがとか描きたくなりますねー・・時間とか全然ないけどw
ROネタでいつか描いてみたい話とか幾つかあるんですよねぇ。モカがスナイパーになった理由とか、マロンの話とか(´ω`)

だれか漫画にしてくれないかな!(自分で描け)

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iPadをもっと使う

Tweet 2011.10.18 Tuesday

先日わめいていたiPad用のキーボードケース、ちょいとヤマダ電機に寄ったら売ってたので買っちゃいました(*ノωノ)
かっこいい!使いやすい!ウヒヒ!

このブログも今キーボードを使って書いてますが、本当にノートパソコンみたいに違和感なくさくさく書けます。(enterキーがちょっと小さいけど)

iPadとこのキーボードがあれば、外出先でメールや管理システムを更新したりできるから、残業が減るかも!でも両方私物なのが・・・金くれ^q^


というわけでツイッターで言いそびれていたのでこっちに書いてみました。

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物欲の魔人がささやく

Tweet 2011.10.05 Wednesday

これがここ半月位すごいほしいです・・・でもヨドバシとかにも売ってないというか見つけられませんでした。

「Logicool Keyboard Case For iPad 2」
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/tablet-accessories/for-ipad/devices/keyboard-case-ipad



※音がうるさいです

iPad2のケースの裏側がキーボードになってて、入力がスゲー楽になる、というものだそうです。
これがあれば外出先でちょっとメール書いたりするのがはかどりそう!あとかっこよさそう!!

ポチっとする日も近そうです・・・うへへw

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スケジュール勘違い

Tweet 2011.10.04 Tuesday

今日は久々に早めにあがれたので、寄り道して買い物してたら、携帯に会社から着信が。
なんだよー、と思って折り返したら同僚くんから「もえさん(仮名)明日の予定わすれてないっすか?」と連絡が。

え?この同僚くんと同行するのは金曜日だったはずだけど・・・

「明日っすよ明日w5日ですよ!」と同僚くん。

5日って金曜でしょ?明日は水曜・・・あれ、5日・・・?


\(^o^)/5日を金曜だと思ってましたwwwwww

すでに打ち合わせ予定があるところに勘違いして「5日?金曜ならあいてるからおkwwww」とかいって予定入れちゃいましたwwっうぇwwww


打ち合わせは社内のマネージャー(上司)と協力会社(ベンチャーだけど代表が出てくる)との定例会。

\(^o^)/オワタ!


あっ、おなかがいたい・・・気がしますので明日は休みます・・・!

ま、まぁお客様優先よね!


ちくしょーこんなこと初めてだぜ・・・なんか今月っていうか今週は1日から始まっているような気がしてなりません。

机の上にカレンダーが2つもある上にGoogleカレンダーは常にタブの一番左なのに・・・反省('A`)

よいこはまねしちゃだめですよ!

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ラスベガス日記:4日目(最終日)

Tweet 2011.09.24 Saturday

ラスベガス日記、最終日です。
最後の市内観光~帰りのフライト~羽田まで。

続きからどうぞ。

続きを読む>>
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朝7時頃に起きて、朝ごはんをどうしようか考えました。

またバフェでもいいんですが、ベラージオの24時間営業のカフェでも朝ごはんやってるということなので、とりあえずカフェに行ってみました。

・・・入り口にメニューが書いてないwどうしよう、とうろうろしてたらウェイトレスさんが入り口に置いてあったらしいメニューを開いてくれました。うへwwすいませんwww

見てみると、
「シリアル&フルーツ 7$~」
「ワッフル 9$~」
「オムレツ&トースト 12$~」 と、思ったよりも高くありませんでした。
(ハワイで行ったホテルの朝ごはんは一人30$弱でしたからね・・・)

ダンナと二人で入り、席に通されると「飲み物はどうしますか?」と聞かれました。
とりあえず「コーヒー」と頼むと、「オレンジジュースもあるけどどうします?」とのこと。
美味しそうだから頼んじゃいましたwたぶん有料なんでしょうけどね・・・

そしてわたしはワッフル、ダンナはオムレツセットを頼みました。

コーヒーとオレンジジュースがすぐ来たので、とりあえず飲んでみると・・

めちゃおいしいオレンジジュース

めっちゃおいしいー!!ていうかこれ生搾りだよ・・・サイコーv
これならたとえ10$取られても惜しくないです。
ゴクゴク飲んでると、頼んだ料理がきました。

ワッフル。ベラージオのロゴ入りv
わたしの頼んだワッフル。さくさく&ふわふわで、メープルシロップとよく合って美味しかったですv
でも多いw

オムレツ・ハッシュブラウン(ジャガイモを揚げたもの)・ローストトマト・トーストのセット
ダンナの頼んだオムレツセット。
トマトとアスパラとチーズが入ったオムレツはふわふわですごく美味しそうでしたが、めちゃデカかったですw卵4個くらい使ってるのかなwww
ダンナも食べきれずにあと一口でギブアップでした・・・2食分くらいあるねこれw


そして気になるお会計は・・・
しっかりと「コーヒー:4.50$ オレンジジュース:7.50$」と書いてありました\(^o^)/
でもこれくらいならいいや。美味しかったしw

この旅行で最も豪華な(量&料金的な意味で)食事を済ませ、部屋に戻って荷物を片付け、チェックアウト。
チェックアウトの列に並んでたらスタッフに声をかけられ、「チェックアウトですか?お名前をどうぞ」と言われたので名前を伝えたらそれでOKのようでした。
え、それだけでいいの?マジすかww

なんかOKっぽかったので、とりあえず荷物をベルデスクに預けて13時のお迎えバスまでの間、残りのホテルを見に行きました。


ベラージオから南方向へ行くとまたいろんなホテルがあります。
そこらへは無料のモノレールが出ていました。こりゃらくちん☆ということでモノレールでホテル巡りに。

なんか近未来っぽい

例によってモノレール乗り場もホテルの一番奥にありましたwうまくできてるわ・・・

これに乗ってモンテ・カルロというリゾートなホテルを経由し、ニューヨーク・ニューヨークという名のホテルに来ました。

ニューヨーク!

自由の女神とかいろいろ

その名の通り、ニューヨークがテーマのホテルで、ニューヨークにあるものを全部敷地内に詰め込んだ感じのホテルです。
どちらかというとファミリー向けなのでしょうか?
中もなんとなく慣れ親しんだ感じで、ラスベガスにあると逆に違和感のある普通のショッピングビルの中、みたいな感じでした。
ジェリービーンズの売店がドーンとあったり、メジャーリーグカフェみたいのがあったり、おもしろかったです。


道を挟んで向かい側にあるのが、中世の騎士やお城をテーマにした「エクスカリバー」というホテル。

街中にお城が!

ていうか十字路の角にこんな城があるとかwラスベガスでも違和感あるわwww

カラフルな見た目のとおり、ファミリーがターゲットのホテルのようです。

エレベーターの横に鎧

中に入ると白い壁や鎧の飾りがあったりして、楽しそうでした。

ちなみにこの2ホテル間の道を見てみると、

荒野へと続く道

道の先が荒野というか砂漠になってます。
こんな景色、日本じゃ見られませんね・・・ちょっと感動。

エクスカリバーの隣にあるのが、世界でここしかないピラミッド型ホテル、「ルクソール」です。

見るからに怪しい黒いピラミッド

すでにお分かりかと思いますが、エジプトをテーマにしたホテルです。モノレールを降りるとすぐにホテルの入口があるのですが・・・

スフィンクスが入り口\(^o^)/

どーんと待ち構えるスフィンクス。あやしさ満点w
中も暗くて黒くていろいろ怪しくておもしろいですwww

ピラミッドの中はホテルだった!

ちなみにここにはタイタニック号の引き上げた何かが展示されているらしいですね。


他にもメイン通り沿いにはいろんなホテルや店がありました。

ハードロックカフェホテル

日本にもあり、世界にたくさんあるハードロックカフェ。
しかしここはホテルになっています。

コカ・コーラ型エレベーター

なんだこのデカいコカコーラの瓶・・と思いきや中はエレベーターになっていました。アメリカっぽくて面白いです。

他にもM&Msのデカい店があったりして楽しかったのですが、寝不足と暑さと疲れとで、歩きまわってたらバテてしまいました・・・
ラスベガスは本当に広いので、体力勝負ですね;


ちょっと早めにホテルに戻ったので、せっかくなのでカジノをちょっと遊ぶことにしました。
あまったドルでスロットマシンとポーカーのゲームをやったのですが・・・

お金ってあっという間になくなるんですね!すごい!(負け乙)

でも5セントスロットとかで遊んでたので、30分くらいでも10ドルも使ってません。もっと時間あったらなぁーw

とかやってたら出発の時間。
荷物を受け取り、行きと同じ係員さんに案内されてマッカラン空港へ。
またこの係員さんが丁寧で、なんと荷物検査の中、搭乗口までついてきてくれました。さらに乗り継ぎのことも色々教えてくれて助かりました・・・JTBすごいね!さすが!


15時すぎの飛行機に乗り、ロサンゼルス経由で羽田へ。
帰りは乗り継ぎ時間も長めで(むしろ長すぎて待ちましたがw)、気流の関係でLAから羽田も11時間ほど。

・・・しかし帰りの飛行機の映画が、なんだかちょっとおかしくて、言語は選べないしジャンルはめちゃくちゃだし(「フランス映画」ってとこに中国の映画とかあるし)、見づらかったですw


映画に飽きたので、もって行ってたDSでレイトン教授をやったりして、無事羽田に着きましたヽ('ω')ノ

23時半くらいについたんですが・・・
東京蒸し暑いwwwwおかしいwww
ラスベガスは日差しは暑いけど乾燥しているので、日陰に入ればたいしたことないし、夜は涼しかったのですが・・・w

深夜のバスとタクシーを乗り継ぎ、家につきました。ただいま!


ラスベガスは、何もかもが大きくて、いろんなモノが詰め込まれてデタラメな街でしたが、とても楽しかったです。
カジノ=治安悪そう、とか思ってましたが全然そんなことなく、夜でもメイン通りは安心して歩けます。(酔ってる人も多いけどw)

まだまだ見たいところ・行きたいところもあるし、日程的にやっぱり強行スケジュールだったので、ゆったりとした日程で行くのがオススメですね!
カジノで遊んだり、おいしい物食べたり、プールで泳ぐのもいいと思います。

グランドキャニオンだけは心残りでした・・・またいつか行きたいなぁ。


長々と読みづらい文を読んでくださった方、
どうもありがとうございました!

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ラスベガス日記:3日目

Tweet 2011.09.24 Saturday

ラスベガスの日記、3日目です。

市内観光~夜景観光です。
続きからどうぞ。

続きを読む>>
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昨日寝たのは23時くらいだったのですが、朝7時半くらいに目が覚めました。
いままでつけてなかったテレビを見ると、いろんなチャンネルがあり、その中に日本のテレビを適当にやってるチャンネルが。
NHKが主ですが適当に見ていたら8時を過ぎ、気づいたら二度寝してました。

危ない危ないwwwもったいないwww

朝ごはんは適当に残ったクッキーとかリッツで済ませて、今日も市内観光へ出発。

まずはベラージオのとなり、シーザースパレスというホテルへ。

シーザー(お客さん)たちの宮殿、という意味だそうです

シーザーの名の通り、古代ローマがテーマのホテル。
ラスベガスでもかなりハイクラスのホテルで、敷地もめちゃ広く伝統もあり、25周年の式典はテレビ中継されるわセリーヌ・ディオンが歌いにくるわ、と色々すごいホテルです。

シーザーさんの彫刻とコロシアム

敷地内には宮殿のような形をした客室のタワーがいくつもあり、コロシアム型の劇場や噴水、そして高級ブランド店がたくさん入ったショッピングビルも併設、もちろんカジノもデカいと、もうぶっ飛んでます。

このショッピングビル内にGAPやH&Mもあるのですが、いくら円高っていってもさすがに買う必要は・・・あんまりありません(笑)
それよりここのスタバは他のところより高くてちょっとびっくりw


シーザースパレスを通り過ぎると、ミラージュというホテルがあります。

ミラージュの噴火ショー

ここは夜に行われる火山の噴火ショーが有名で、テーマパーク的ホテルの草分け的存在だそうです。
南の島をテーマにしたような感じで、ホテル内には熱帯雨林もありサメの泳ぐ水槽あり・・とここもブッ飛んでますw

ミラージュのさらに隣には、トレジャー・アイランドというホテルが。

トレジャー・アイランド

その名の通り宝島、つまり海賊(カリブの海賊)がテーマのホテル。ですが今はスタイリッシュなホテルにリニューアルしており、内装もお洒落なホテルです。

ホテルの前には海賊船があり、夜になるとセイレーンと海賊船のショーが行われます。

海賊船

海賊ショーは時間がかぶってて見られませんでした・・・くおおおw

このトレジャーアイランドのはす向かいにあるのが、ウィン・ラスベガスホテル。


ウィン・ラスベガス

ちょっと遠いので中は見てませんが、ここもゴージャスな作りのホテルで大人気だそうです。敷地内に滝があり、隣に直営ゴルフ場があるんだぜ・・・
ただしこのホテルができたおかげで、後述するストラトスフィアタワーからこの中心街が見づらくなったそうです。


と、色々と見ていたらお昼を過ぎたので再度ベラージオにもどり、バフェでお昼&早い夕食。
ベラージオのバフェも人気で30~1時間待ちもザラ、ということでしたが、15時くらいに行ってみるとあらまぁ並んでました。

ごはんまちの行列

30分くらい待ち、席に案内されました。
ベラージオのバフェは値段が少々お高めで、しかも「値段ほどよくない」という評判のようですが、スタッフのサービスが良かったです。
さすがに格調高いホテル!英語もゆっくりしゃべってくれたのでちゃんとわかったし、飲み物とかもすぐ持ってきてくれたり、紅茶もおかわり注いでくれたり。

料理も悪くなかったです。カクテルシュリンプがあったのでエビ好きなわたしは大満足v
デザートもちょっと甘めでしたが豊富でおいしくいただきました(*'ω'*)


夜はオプショナルツアーの「徒歩ではいけない夜景ツアー」に行きました。
バスでちょっと離れている名所をめぐる、というツアーなのですが、まず最初に向かったのは「リオ」というホテルのナイトショー。

カジノの中で行われるダンサーさんたちのショーで、女性ダンサーがランジェリー姿になったりするそうです。ウホッ!

最前列にならぶ日本人ツアー客たち。どう見ても異様wwwwww

セクシーダンスショー(*´д`*)

ショー自体はエロいというより健康的なセクシーさでした。「ラスベガス!」っていう感じで楽しかったです@*ノノ)
最後にはなぜかベッドの装置が舞台に出てきて、男女のダンサーがXXXなスタイルになったりしてましたが・・・w

お次はダウンタウンの方にある、アーケードの屋根がモニターになっていてそこにアトラクションが映る、というショーを見に行きました。

ずーっと屋根がモニター

アーケード街の両端がずらっと飲み屋だったりで超明るくて賑やかなのですが、ショーが始まると明かりが全部消えて大音量のショーが流れる、という商店街(?)ぐるみのショーでした。
なんかこれすごい有名らしいですね!

ショーの内容自体はなんだか前衛的でよくわかりませんでした^q^


そして最後に向かったのは、ラスベガスで最も高いストラトスフィアタワーの展望台から見る夜景鑑賞。

ストラトスフィアタワー

高さ350m、展望台の高さも108階相当の200m程度と東京タワーよりちょっと高いです。
しかしエレベーターに乗るには金属探知機を含めたセキュリティチェックがあり、変なモノは持ち込めないようです。(カメラとかはもちろんOK)

展望台からの眺めはまさに絶景!

写真では伝わりません(腕の問題)

360度高い建物が全然ないので、ラスベガスの街が全部見えます。
暗いところは空き地で、街の端にある暗いところは砂漠です。
縦横の道=明かりがずらーっと整然と続いている街並みを見て、すごく人工的な街なんだな、と感じました。

さらにここのタワーの売りは、こんな高いところにある絶叫マシンです。
展望台の屋上(もちろん柵と一段安全地帯あり)に出られるのですが、さらにそこからせり出しているシーソーがあります。
足元は200mの恐怖のシーソー、見ているだけで怖いですwwwムリムリwww

このあと下にガクーンと・・・

せり出した状態で上下と前後にガクンガクンと動きます。ヒエエエwww

あと有名なのが、地上200mにある逆フリーフォール。

誰だよ思いついたやつww

さっき出てきたタワーの全体の写真で、一番上に赤い細いところがあると思いますが、そこがこの部分です。
この写真の真ん中ちょい下に、イスにすわってる人たちが写っているのですが、こんなのがビューンと上に4Gくらいで打ち上げられ、無重力状態が味わえると・・・もちろん足元は地上250mくらいでぶらんぶらんww

この発想はさすがアメリカwww

ほかにも空中ブランコとかあるんですが、そっちはメンテ中だったのか動いてなくて、いまいちどういうものかわかりませんでした。

夜景とスケールのデカさを満喫し、ホテルへ戻りました。


寝る前に、ベラージオホテルの噴水ショーを見物。

噴水ショー

この噴水の池はホテルの敷地の約半分です

昼は30分おき、夜は15分おきに行われ、音楽に合わせて噴水がばんばん上がったりするショーで、28パターンあって毎回違う曲が流れるということです。
でも毎日最後のショーが23:55から行われ、これはアメリカ国歌というのは毎日同じだそうです。

23:30から計3回見ました。もっとたくさんみたいw

ちなみにオーシャンズ11のラストで、ブラッド・ピットたちが仕事を成功させ、この噴水ショーを全員で見てからひとりずつ立ち去る、というシーンがあります。
出発前に見たので感動もひとしおv
すごく綺麗でした。


満喫して部屋に戻り、今日はおやすみなさい。
明日は最終日!

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ラスベガス日記:2日目

Tweet 2011.09.24 Saturday

ラスベガス日記の2日目です。
グランドキャニオン半日観光~うわさのパリスホテルバフェ~シルク・ド・ソレイユのショー鑑賞です。

詳しくは続きからどうぞ。

続きを読む>>
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今日はグランドキャニオンに早朝から出かける予定です。
朝4時にどうにか起きて、半分ねぼけながら昨日買った朝食(リッツ)をかじり、集合時間の10分前、5時5分にバス到着ロビーへ向かいました。
早すぎたのか、バスも係員も他のツアー客もいませんでしたが、そのうち何人か日本人の人が集まってきて、ほどなくしてバスも到着。中から小柄のかわいらしい女の人が降りてきて「はーい、グランドキャニオンツアーの方、こちらへ集まってくださーい」と舌っ足らずな声で呼びかけました。
・・・声もかわいいww

バスに乗り込み出発。他のホテルをいくつか回ってツアーのお客さんを乗せ、バスは一路ラスベガス市街の北の方へ。
ノースラスベガス空港に到着し、地元の航空会社が運行している小型プロペラ機でグランドキャニオン空港へ向かいます。
ロビーで待機している間に、ダンナが帽子を持って来てなかったので日差しが強くなりそうだから、と売店で帽子を買い、ついでにお菓子と飲み物も調達。何だかんだしているうちに出発の時間に。
軽食であるお弁当セット(軽食っていう割にはデカいサンドイッチw)を受け取り、プロペラ機に搭乗しました。うはw人生初!

横三列の飛行機にみんな乗ったら、乗務員さん(現地の人)が英語で何やらアナウンス。まったくわからんwwっていうかお客さんは全員日本人なんだけどw

そして離陸。
思ったよりも揺れないしうるさくなかったです。

グランドキャニオンの南端にある空港まで約45分のフライト。
その間、飛行機の窓から見えた景色です。

荒野を空から

すごい!荒涼としているってこういうことだね!
ラスベガスは砂漠地帯のど真ん中にある都市で、市内はわりと緑もあるんですが、ちょっと外に行くともう荒野になるみたいです。それを実感しました・・・

飛んでいる間外をちょくちょく見ても、緑が全然ないんですよね。ずっと茶色の岩と砂の大地がどこまでも続いている感じ。

車で移動すると5時間以上(東京~名古屋くらいだそうです)かかるそうですが、一度行ってみたいですね。


程なくして無事グランドキャニオン空港に到着。

・・・なんか曇ってるし小雨降ってるんですがww
そして寒い!パーカー着ても寒い!っていうか息白いwww

ラスベガス市街は、6~10月は夏と言ってもいい気候で、最高気温は40度前後になるというのですが・・・息が白いって17~8度?

それもそのはず、わたしたちが着いたのはグランドキャニオンの南端、サウスリムというところなんですが、すでにここで富士山の5合目くらいの標高だそうです。そりゃ寒いわけだw


・・しかしこの小雨が気になります・・・

ここでバスに乗り換え、グランドキャニオン国立公園内に入ります。
10分もしないうちに最初の展望台に到着。

バスを降りて展望ゾーンに向かったわたしたちを待っていたのは・・・

見事な白さ!

360度広がる雄大な霧!
どこまでも霧!オワタ!
たまーーにちょっとだけ見えたんですが・・・うわーんwwwww

一応見学時間が45分あったのですが、ほとんどが写真よりもひどい霧で何も見えませんでした・・・超がっかりだよ!

ちなみにこのへんにはリスがちょこちょこ姿を表すのですが、けっこう獰猛らしくてエサあげようとすると噛まれるそうです。

近っ!こわっ!

けっこうでかかったです。かわいいけどw


しょんぼりしてバスに戻り、次の展望台へ。
バスで走る公園内はけっこう晴れてて、反対側はクリアなんですが・・・次の展望台を下りて迎えた大地は・・・

オワタ

\(^o^)/
やっぱり霧でした・・・晴れてればこんな感じだったはずなのに!
あぁ・・・

一同相当ヘコんでバスで帰りました。
これも大自然の姿だということで・・・またいつか来たい!


空港に着き、またプロペラ機でラスベガスまで戻りました。
ホテルまでバスで送られ、気を取り直して市内観光!

まずはお昼&早めの夜ご飯ということで、ホテルのバフェで食べることにしました。
多くのホテルにバフェがあり、それぞれいろんな特徴があるそうですが、おいしさではNo1だと評判のパリスホテルに行ってみましたヽ('ω')ノ ちょうどランチからディナータイムに変わるころだったのですが、ランチタイムに入れば、料金はランチタイムで料理がディナーのメニューという裏技ができるらしいのでそれを狙ってみましたw

パリスホテルの入り口からカジノを抜け、歩くこと5~10分程度(笑)評判通りの行列があるバフェを見つけました。
並んでるうちにどんどんお腹もすき、20分くらいで席に案内されました。さぁ食べ放題だ! といってもそんなに量は食べられませんがw

昼のエッフェル塔

夜のパリスホテルとエッフェル塔

パリスホテルは、敷地内にエッフェル塔や凱旋門があるようなパリをテーマにしたホテルですが、バフェもフレンチのメニューだけでなく、パスタ・魚料理・スシ・中華まであり、またデザートが豊富なことでも有名です^q^

とりあえずひと通りお皿にのせて、コックさんにローストビーフくださいって言ったらスゲー分厚いのもらっちゃって席でモフモフと食べました。バフェスタイルのわりにはおいしかったですv
ただローストビーフだけでお腹いっぱいになりましたwwwでけぇよww

しかしデザートは別腹☆
プリン、チョコケーキ、レアチーズケーキにアイスを食べて満足vはー食べた!

この日は夜にシルク・ド・ソレイユの「オー」というショーのチケットを取っていたので、それまでの間ホテル観光をしました。

行ってみたかったのは、ベラージオの向かいがパリスホテルで、そこから更に2ブロックくらい北へ進んだところにあるベネチアンホテル。

ベネチアンホテル敷地内の運河

ここはその名の通り、イタリア・ヴェネツィアをテーマにしたホテルで、敷地内はもちろんホテルの中、しかも2階に運河があるそうです。
どんなだろう、と中に入ると・・・

注:ホテルの中です。

ホントにホテルの中に運河が!
陸地部分にはレストランやショップが立ち並び、天井には空が描かれ、まるでお台場のヴィーナスフォートみたいです。

それもそのはず、ヴィーナスフォートがここらへんのラスベガスのホテル内にあるショップ街を真似て作られたそうで・・・なるほど納得!

注:これもホテル内です

注:しつこいようですがホテル内です

なんかヨーロッパの宮殿みたい・・・すげぇなこれww
運河以外の部分はまさにショッピングモールのようになっていました。

ホテル部分も、ロビーとか宮殿みたいでした。

ホテルのロビー

ホテルの廊下

(*´д`*)うっとり・・・めちゃ綺麗でした。

とか何とかしていたらショーの時間が近づいてきたので、ベラージオに戻って劇場へ。
前にも書きましたが、専用の劇場がホテル内にあるんです。どんだけだしwwww

「オー」というショーは、ガイドブックやWeb上で「必ず見たほうがいい」「オススメ」と絶賛されているショーで、よくわかりませんが「水」をテーマにしている、ということだけ聞いてました。
どんなんだろう、と思って劇場に入ると、めっちゃ天井の高いホールでした。7~8階分くらいありそうな感じ。

程なくしてピエロが出てきて、前座でお客さんを笑わせてくれましたwおもしろいww
しかしショー本編が始まると笑いなど一切なしで、キレのある動きとダンス、迫力あるアクロバット、実はライブ演奏の音楽とともに水をうまく使った幻想的かつダイナミックな舞台に釘付けでした。

1時間半のショーはあっという間に過ぎ、終了と共に会場はスタンディングオベーション。途中感動してちょっと泣きそうになりましたw
いやあおもしろかったです!!
世界でここでしか見られないのですが、機会があればぜひオススメです。

他にもシルク・ド・ソレイユの常設&限定ショーが各ホテルでほぼ毎日行われているようです。すごいなラスベガス!!


ショーを堪能したら時間は21時すぎ。
売店でお菓子と飲み物を買い、部屋に戻って一休み・・・のつもりでしたが、さすがに朝早かったし昨日から動き続けてたので、早めに休むことにしました。

おやすみなさーい。

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ラスベガス日記:1日目

Tweet 2011.09.23 Friday

ラスベガスの日記:1日目です。
長くなったので続きから。

続きを読む>>
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休みの前日まで仕事がなかなか落ち着かなかったので、荷造りがほとんどできていないまま当日を迎えました\(^o^)/
といっても飛行機が24:30発(笑)だったので、当日に準備しても余裕で間に合いました。ていうか24時過ぎに飛行機出発なのに一日としてカウントされるのは何かズルくないか?ww

しかも新しくできたばかりの羽田の国際線です。わお!
国際ターミナルは新しくて広くてちょっとお高め(笑)でした。

TIAT - 東京国際ターミナル空港

羽田に到着したのは21時過ぎ。
江戸小路っていう江戸の街並み見たいなショップ街もありますが、22時で閉まるということだったので急いで見てまわり、とりあえず晩ごごはん。ざるそばウマー!
今回は往復ともデルタ航空だったので早めにチェックインしようと思ってたのですが、なんかカウンターにスゲー並んでるwwまずいww
パスポートのICチップが旧姓のままらしく、機械でのチェックインが出来なかったので並んで待つこと30分(なげぇ!)、さらに手荷物検査とかをしていたらなんかいい時間に。
免税店とかもほとんど見られず、そのまま機内へ乗り込み、出発。
行きの飛行機はなぜはダンナと窓際で縦横の席になってしまったのですが、パーソナルモニターで映画とかいろいろ見られたので退屈しませんでしたヽ('ω')ノ 出発してすぐ配られたサンドイッチの軽食を食べながら、「ガリバー旅行記」「ハリーポッター賢者の石」「スヌーピーのアニメ」を見ながら、途中で寝たりしつつ、乗り継ぎ先のロサンゼルスまで約10時間。
予定より30分くらい早く空港についたのですが、なんか到着予定のゲートに前の飛行機がいるとかで1時間近く滑走路で待たされ、結局30分遅れで到着。
乗り継ぎ時間が1時間50分くらいしかなかったので、次の飛行機が出発するまですでに残り1時間20分。やばいwww
しかも入国手続きのゲートが激並んでて、デルタの職員さんが「乗り継ぎの方はこちらへどうぞー」と職員専用のゲートに案内してくれました。

アメリカ本土の荷物検査はけっこう厳しく、靴もぬいでチェックされました。

さらに荷物も一旦受け取ってまた預けなきゃなので、それらをやってたらすでに最終搭乗案内の時間にwwww急げ!
小走りでどうにかセーフwあぶなかった・・・


ロサンゼルスから国内線で1時間くらい(国内線だから基本全部英語)で、ラスベガスのマッカラン空港に到着しました。現地時間で21時30分くらいだったかな?
到着したら、JTBの係員さん(日本人)が迎えに来ていて、いろいろ案内してくれました。この係員さんがかなり色々やってくれてすごい助かりました(*'ω'*)
空港からバスで10分くらい走ると、街がスゲー明るくなってきてラスベガスのメイン通りとも言える「ストリップ通り」(別にエロい店がある、というのではないようです)に到着。何この繁華街っぷり!

そして5分ほどで、ベラージオホテルに到着。

ベラージオホテル:正面から

メチャきれい!!セレブいそう!

出発前に練習してきた英語のチェックインとか「荷物部屋に運んでください」とかも、すでにチェックイン済みだったり荷物も運んでくれたりと、至れり尽くせり。クソ広いベラージオホテルのロビーからエレベーターまで案内してくれました。

到着して部屋を見てみると・・・

広っ!

お風呂でかっ!

部屋全体が今住んでいる部屋と同じくらいの広さですwwww
ベッドもダブルベッドが2つ(セミダブルより大きかった気が)、ソファーも超座り心地いいし、クローゼットもなんか高そう!
お風呂に絵は飾ってあるし、バスタブと別にシャワーブース(映画に出てくるようなガラスで仕切られてるところ)があるし・・・

ゴージャス(*´д`*)

ちょっとゆっくりしてから、晩ご飯と明日の朝食を買いに向かいにあるというABCストア(ハワイが本家のコンビニみたいな雑貨屋)に行きました。
向かい、といってもまぁ例によって歩いて10分かかりましたがw さらに正確には「向かいにあるショッピングモールの奥のほう」にあるので、歩きまくりました\(^o^)/

店でサラダとサンドイッチと飲み物を買い、部屋に戻ってさぁサラダ食べよう、と思ったとき。
「食器がない!」
ということに気づきましたwwww

部屋にもないし、持って来てないし、ルームサービスで頼むのも・・・ということで悩んだ挙句・・・

手づかみで(レタスとかきゅうりですくって)食べました^q^

ゴージャスな部屋でワイルドな食事!なんだこれ!

軽く食べたあと、さすがにつかれていたので寝ました。
といっても2時くらいに。


次の日は早朝からグランドキャニオンに行くので4時おきなんですが・・・何この初日からの弾丸スケジュールwwwwwはたしてどうなる!

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ラスベガスは現世の夢

Tweet 2011.09.23 Friday

9/14~18で3泊5日のラスベガス旅行に行ってきました!

ラスベガス!

行く前にガイドブックとかWeb上のいろんな記事を見ていて「スケールが大きい」「楽しい」と聞いていたのですが、行ってみてびっくり!

1.すべてがバカデカい



スケール・建物・食べ物など、何もかもがデカい、いやバカデカいですwww
中心部にいろんなホテルがたくさん集まっているエリアがあって、そのホテル自体がいろんなテーマに基づいているのでホテル巡りが面白いのですが、ホテル一軒一軒がアホみたいにデカいですw 東京ドームがたくさんあるような感じ、といえばわかりやすいでしょうか?
3軒となりのホテルが見えて「あそこまでなら5分くらいかな」と思って歩いて行くのですが、なかなか着きませんwww おかしいと思ったら建物がデカくて遠近感が狂ってたんですね・・・倍以上かかってスゲー疲れましたw

食べ物の量も多いです!まぁこれは外国はすべからくそうなんですけどねwwサンドイッチとかでかいし味も濃いのでオウフッってなります(^ω^)


2.ホントに24時間眠らない街だった



朝も昼も夜も深夜も早朝も、街に人が溢れてました。
グランドキャニオンに行くために朝4時半に部屋を出た時も、
午前中に街中を観光した時も、
ランチを食べて帰る時も、
夜景ツアーの最中も、
深夜にABCストアへ買い物に行く時も・・・

あんたらいつ寝てるのwww

あと、ラスベガスのホテルはほとんどが入り口からレストランや客室などに行くにはカジノエリアを通らないと行かれないようになっているのですが(笑)、このカジノにも24時間客がいますwwwwすごいww

24時間絶えずお金が消費されていました。


3.ホテルがハンパない



ベラージオ
今回わたしが泊まったホテルは「ベラージオ」というホテルで、映画「オーシャンズ11」の舞台になったホテルでした。なぜかこのホテルに泊まるツアーが安く出ていたので幸運にも泊まれたのですが、外装も内装も、建物も部屋も、お店もスタッフもすべてがすごいです。

この写真はホテル正面入口の横からとったものですが、この場所まで前の通りから歩いて3分くらいかかりますwww
さらに入ってロビーとカジノエリアを通り、客室へのエレベーターまではもう2分くらい。
エレベーターの隣に売店があるのですがここも24時間やってるし、さらに隣にはいつも並んでるバフェ(ビュッフェスタイルのレストラン)があり、その隣がシルク・ド・ソレイユ「オー」の専用劇場があり、それを超えるとプラダ・フェンディ・グッチなどのブランドショップがずらっと並ぶエリアが・・・
ホテルの中に、ですよ!

しかもホテルの中にショップがずらっとあるのはけっこう他のホテルでも同様だったりします・・・土地が余っているにも程がある^q^


とまぁ、こんな感じですべてが日本のスケールを超えていました。とてもじゃないけど3泊とかでは時間が全く足りませんでした・・・あと1週間はないと見切れないww

日々の日記と写真は別記事にします・・・前置きが長くなったw

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プロフェッサー きなこ

Tweet 2011.09.23 Friday

思いつきで書いたROのSS。
電車の行き帰りで書いたのが元なので、読みづらい、厨二くさい、おもしろくない、と三拍子そろってますが、お暇な方は続きからどうぞ。

続きを読む>>
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プロフェッサー きなこ



「はぁー、今日も売ってないか…やっぱり自分で作るしかないかなぁ。」


首都プロンテラのメインストリート。
たくさんの商人職が所狭しと露店の看板を並べる「露店街」である。

ほしい頭装備を探して露店めぐりをしていた一人の女性がそんなことをつぶやく。

長い栗色の髪。
肩が出ていて、体にフィットした朱色の服。
深いスリットから覗く足と冒険者にしては珍しいヒールのある靴。
腕につけている振袖のような装飾。
首に巻いているキツネのえりまき。

多くの冒険者が集うプロンテラでも目を引く、特徴的ないでたち。


彼女の名前は「きなこ」。
D>V>I型のプロフェッサー(通称:教授)である。


今日の買い物はあきらめ、露店街から立ち去り、たまり場へ戻ろうとプロンテラの郊外へ足を向けた。
そんなきなこの目に、今日の多く立ち並ぶ臨時パーティ募集の看板が映る。
何とはなしに視線を巡らせていると、その中の一つにふと目が止まった。
その看板には「79↑誰でも 場所未定」と書いてあった。

「臨時か…暇つぶしに行ってみようかな」

きなこはそんなことを思いつき、臨時チャットに入ってみた。

「あのー、D>V>I教授ですがいいですか?」

「うはwww教授さんキタコレww」
「狩場レベル上げね?」
「SPよろー^^」

すでに集まっていた数人の臨時メンバーたちは
テンションも高くそんなことをに口にする。

「あはは、よろしくですー」

きなこは苦笑いとも取れる笑みを浮かべて、臨時PTの輪に加わりその場に座る。
他職にSPを供給できたり、強力なスキルを持つ教授はPT狩りで重宝されることが多い。

(まぁいつも大体こんな反応だよね・・・)

そんなことを考えていると、一人の女の子がその臨時に声をかけてきた。


「あ、あの、82FCASセージなんですけど、いいですか?」


セージ。
その声にきなこは意識を向ける。
プロフェッサーはセージの上位職なので、きなこももちろん以前はセージだった。
そのため自然と声の主に興味が湧いた。
臨時に来るなんて珍しいな・・・しかもFCASタイプなんてレベル上げ大変だろうな・・・一緒に行けたら楽しいかも・・・

とそんなことを思い「よろしくー」と言おうと口を開きかけたきなこより先に、臨時メンバーたちが口を開く。

「はぁ?FCASとかwwwちょっと勘弁なんすけどww」
「吸い取りとか自重しろよw」
「悪いけど他行って^^」

やっぱり、という表情でうなだれその場を去るセージの子。
一瞬その目には光るものが見えたようにきなこには思えた。


一部始終を見つめていたきなこは、それ以降雑談にも参加せずじっと黙っていた。


程なくして火力・支援など要職が揃い、狩場を決めようという話になった時。
きなこは急に立ち上がりこう言った。

「あっ、ごめんなさい!急に出かけなくちゃいけなくなって…狩り行けなくなっちゃいました;」


「ちょ、マジかよ!」
「ドタキャンとかwww」
「えー教授なしかよwww」

当然臨時メンバーたちから不平不満が湧き上がるが、きなこは手短に謝ってPTを抜け、その場を立ち去った。

その足はたまり場ではなく、カプラ職員のもとへ。
その目と足はさっきのセージを探していた。


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様々な狩場をテレポで探し回っていると、やがてピラミッドダンジョンの地下でミノタウロス相手にオートスペルで戦うさっきのセージの姿を見つけた。

物陰から声をかけるタイミングを図りつつ様子を伺うきなこ。

セージはコールドボルトを唱えながら付与をした本で戦っている。
時折オートスペルが発動し、そこそこダメージを与えているようだ。

INT先行でAGIがあまり高くないのか、攻撃を回避しきれなくてたまにダメージを受けている。
攻撃速度もあまり早くなく、ミノタウロス一体にも時間がかかっている様子。
懸命に本を振りかざして戦うその表情は真剣さと同時に、悔しさにも似たものが見てとれた気がした。

ようやくミノタウロスを倒したセージだが、その息は荒く、肩で息をしながら、SP回復のためかその場に座り込んでしまった。
しばらく座ったままで、その肩は微かだが確かに震えていた。

そんな様子を見ていたきなこには、そのセージにかつての自分の姿が重なって見えた。
臨時はもちろん、ギルド内でのPTにもなかなか行けず、ひたすらにソロでレベルをあげ、ただ教授になることだけを目指していたかつての自分。
「みんなに迷惑はかけられない」なんてことも思ったっけ・・・


そんなことを思っていたきなこの目に、セージの背後から迫るミノタウロスのハンマーが映った。

! ハンマーフォールが来る!!

ハンマーを振り下ろす衝撃でスタンさせるスキル、ハンマーフォール。
回避不能になるスタンは、回避が防御のAGI職には命取りとなる。

セージが迫り来るハンマーに気づいたが、座ったままのセージにはそれを回避できなかった。
「・・・!」目を伏せて覚悟をしたセージ。
ハンマーの衝撃がセージを襲い、頭が揺れて視界が火花とともに遠のいてゆく。
セージは意識を失いながら倒れつつ、視界がピンク色に染まった気がした。
「・・・?」


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どれくらい気を失っていたのか。
セージはうっすらと目を開けた。

「・・・気がついた?」

きなこの声でセージは体を起こした。
気がつくと見知らぬ教授のひざに抱えられ、寝かされていた。

確かハンマーフォールでスタンさせられ、ミノタウロスにやられたと思ったセージだったが、
不思議とその体にはたいしたケガもない。そのケガも、直前のミノタウロスとの戦いで負ったもののようだ。

・・・あぁ、この教授さんが助けてくれたんだ・・・

セージがまだ少し朦朧とする頭でそう理解し、おぼろげな視線でその教授の顔を見あげる。
きなこはにっこりと後輩に微笑み返した。
「もう大丈夫だよ。」


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ミノタウロスのハンマーがセージに迫った時。
きなこの体はそれよりも早く動いていた。

ブルージェムストーンを放り投げながら、DEXカンストの高速詠唱で呪文を唱える。

「セイフティウォール!」

ピンク色の障壁がセージの周囲に立ち上る。
セージはハンマーフォールの衝撃で一瞬気を失うが、続くミノタウロスの攻撃はセイフティウォールに阻まれてセージには届かない。
ミノタウロスが乱入者に気づき、きなこに怒りの視線を向けて歩み寄る。

きなこは続けて腕を振りかざしながら呪文を唱える。

「ウォールオブフォグ!」

たちまちミノタウロスの周りを黒い霧が包みこみ、ミノタウロスの視界を奪う。
視界を奪われパニックになり、咆哮しながら暴れまわるミノタウロス。
きなこは落ち着いてダブルキャスティングからのコールドボルトを唱える。
無数の氷の矢に貫かれ、ミノタウロスはその場に倒れる。

少し乱れた長い髪を整えつつ、セージの元に歩み寄る。
気を失っているだけで大事はなさそうで、ひとまず安心する。
ひざをつき、セージの体を抱えてその顔を覗き込む。

頬についた汚れをぬぐってやりながら、まだ幼さの残るその顔を、複雑な思いを抱きつつ見つめていた。



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セージはきなこの笑顔を見て、それまで張り詰めていた気持ちと
溜め込んでいた思いが一気に緩んだのか、泣き出してしまった。

「うっ・・・ううっ・・・ひぐっ・・うわああああああああ!!!」

ダンジョンの中、初めて会った自分よりも上級職のひざに抱えられながら、
大声で泣き続けるセージ。
その気持ちを察して、何も言わずにきなこはセージを抱きしめた。


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「・・・す、すみません!助けていただいた上に大声で泣いたりして・・・」
しばらくしてセージも落ち着き、自分が大声で泣いてしまったことに恥じつつ
きなこに頭を下げる。

「気にしなくていいわ。わたしも昔はセージだったし。」

その言葉にセージは口をぎゅっと閉じる。
目もかすかに潤んでいるように見える。

そんなセージに、きなこは言葉を続ける。

「・・・さっきの臨時ね、わたしもいたんだ。 でもね、ドタキャンしてきちゃった。」

セージははっとして顔をあげる。
その表情はどうして?と言いたげである。

「セージを悪く言うやつらに、教授の恩恵は与えるわけにはいかないの。それはわたしのポリシーなのよ」

セージ時代の苦労は転生によって大きく花開く。
その支援能力はパーティを大きくレベルアップさせ、高レベル狩場や特殊な狩り方も可能にさせるが、そのプロフェッサーとしての能力もセージ時代の下積みがあっての話。
教授を目指してがんばるセージを軽視する連中を、きなこは許せないのだ。


「でも、わたしはソロメインのFCAS型ですから・・・断られるのは、慣れてますから。」

セージはそんなことを口にして笑みを浮かべるが、その表情は誰が見ても無理が見て取れた。

そんなセージを見つめるきなこはすこし考え、提案した。

「ねぇ、今から時間ある?よかったら一緒に狩りに行かない?」

セージは驚きの表情できなこの顔を見返す。

「えっ、でも・・・」

「気晴らししてみない?それにわたし、ほしいものがあるの。付き合ってくれないかしら?」

「わ・・・わたしなんかでいいんですか・・・?」

セージの言葉に、きなこは満面の笑みでこう答えた。

「もちろん!わたしはあなたと狩りがしたいの。」

その言葉に、セージは顔を赤くしてすこし俯きながらうなづいた。

「じゃあ決まりね!ちょっとまってね、知り合いのプリに迎えに来てもらいましょう」
そう言うと、きなこはギルド会話でなにやら話をした。

セージがおろおろしていると、ほどなくしてダンジョンの廊下から銀髪の男性ハイプリーストが姿を現した。

「ラヴィ君、ありがとーvこの子がさっき話したセージさんね。
 セージさん、この人は同じギルドのハイプリさんで、ラヴィ君っていうの。
 彼も一緒に支援してくれるから、よろしくね!」

「えっ!ハイプリーストさんですか!?そ、そんな!もったいないです!!」

「もったいないなんてことないわよー。それに支援するのがハイプリの役割なんだから、いいのよ! ね、ラヴィ君?」

「はい、もちろんです。セージさん、よろしくお願いしますね。」とラヴィ君はセージににっこりと微笑む。

セージは銀髪ハイプリスマイルにすっかりやられてしまったのか、顔を真っ赤にして、
「はいっ!よ、よろしくおねがいしますっ!!」
と裏声で叫んだ。

そんなセージをニヤニヤしながら見つつ、
「じゃあいったんプロンテラに戻って準備しましょう」
ときなこは言った。するとラヴィ君がワープポータルを出し、すぐにきなこが飛び乗り、姿を消した。

「さぁ、セージさんも。」
「は、はいっ!」
ラヴィ君にエスコートされてセージもポータルの中へ。ラヴィ君も続き、ポータルの光は消えた。

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「えぇっ、ここですか!?む、無理ですよ!」

「大丈夫、1Fだけだし、ラヴィ君もいるから。」

そう言うときなこは、セージの腕をひっぱって薄暗い入り口へ入っていく。


プロンテラで準備をして、辿り着いた場所はリヒタルゼンの貧民街。
下水の入り口から入った先は、生体科学研究所。

1Fではアンデッドモンスターのリムーバがメインなので、それほど難度は高くないが、まれに遭遇する1次職DOPや中ボスのジェミニは手ごわい存在であり、転生前の二次職ソロでは多少厳しい。


「では始めましょうか。」
ラヴィ君はそう言うと、手馴れたしぐさでみんなに支援魔法をかけ始めた。

「ブレッシング!」
「速度増加!」
「マグニフィカート」
そして。

「アスムプティオ!」

セージに向けて伸ばされたラヴィ君の手が白く光ったかと思うと、セージの全身をやわらかな光が包んだ。

「わぁ・・・これがアスムプティオ・・・すごくあったかくて心が安らぐ感じです・・・」
初めてハイプリーストの支援を受けるセージは、思わずそんなことを口にする。

それを聞いたきなこは、
「あら、ハイプリと狩りをするのは初めて?」
とセージに聞いてみる。

「はい、転職してから、ずっとソロでしたので・・・」

「ふふ、いい機会だから、今日は思いっきりハイプリの支援を堪能するといいわよ♪」
「ははは、お手柔らかにおねがいしますね」

きなことラヴィ君がそんな冗談を言い合いながら微笑む。
セージはまた頬を赤らめてうつむく。

「さぁ、そろそろ行くわよ!」

きなこがダブルキャスティングを唱えて戦闘準備に入る。
セージもそれを見て、フレイムランチャーで自らの武器に火属性を付与し、オートスペルも唱える。

少し進むとすぐに2体のリムーバに遭遇した。
すかさずラヴィ君がリムーバにブレッシングをかけ、弱体化させる。

セージが少し前に出て2体のターゲットを受け持つが、支援に加えて闇ブレスのかかったリムーバなら余裕で回避できる。万一よけ損ねても、アスムによりダメージも半減され、ハイプリのラヴィ君がすぐにヒールで傷を癒してくれる。

想像していたよりもずっと早く1体目のリムーバを倒したセージ。
もう一体のリムーバも、きなこのファイアボルトで倒れた。

セージは嬉しさと驚きの混じった表情できなこと顔を合わせる。
きなこはにこっと微笑み返し、「さぁ次!どんどんいくわよ!」と声をかけて通路を進む。
セージも「はい!」と元気よく答え、すぐに続く。
ラヴィ君もそんな二人をすこし後ろから追いかける。


角を曲がると、さらに3体のリムーバが。
セージは一体のリムーバに対してファイアボルトを唱えながら、もう一体のリムーバに本とオートスペルでで攻撃する。
そんな様子をみて「やるわねv」とつぶやきつつ、きなこもファイアボルトを唱える。

と、そこにさらに追加のリムーバと厄介者のウィレスがやってきた。
きなこはすかさずウィレスに対して「ヘブンズドライブ」を高速で唱える。
回避率の高いウィレスであっても魔法であるヘブンズドライブは100%命中し、床から突き出した土の突起でウィレスは散る。
リムーバもセージによってほどなく一層される。

「順調ね!いけるいける!」
きなこは声をかけてどんどん先に行く。
「あぁ、待ってください!」
セージもあわてて後を追う。

そんな狩りを順調に小一時間続ける三人。

セージはパーティでの狩りがこんなに楽しいものだということを久々に思い出した。
思えば最後にパーティで狩りをしたのは、まだ一次職だった頃の転職追い込みのとき、同じく一次職のアコライトや転職したてのナイトやアサシン達と行った臨時パーティのゲフェンダンジョンだった。みんなで力を合わせてダンジョンを進む緊張感と確かに感じる充実感、あのころは夢中だったな・・・あれから何ヶ月経ったんだろう・・・

そんなことを思いつつ、ふとセージはあることを思い出した。

きなこが狩りに誘うとき、口にしていた言葉。
「わたし、ほしいものがあるの。」

こんなところで、なんだろう。カード?

きなこの顔に視線を向けると、きなこがその視線に気づき「何?」と聞いてきた。
「いえ、その・・・ほしいものっておっしゃってたのは・・・」
と口にした。

「あぁ、わたしね、やわらかい帽子がほしいの。」

やわらかい帽子?
それなら露店にも売っていそうだけど・・・とセージが思っていると、きなこが続ける。

「露店にもあるよね。でもわたしは頭カード刺し用に+8以上のやわ帽をたくさん集めているの。」

「そ、そうなんですか・・・大変ですね・・・」

「うん、だから実は今日も露店で完成品を探してたんだけどね・・・なかなか売ってないから自分で集めようと思って・・・っ!!」

と突然きなこの表情が変わり、視線を通路の端へ向けた。

セージがその視線の先を見ると、赤い人影が二つ。

・・・いや、よく見ると二つの人影はひとつにつながっている。

「ジェミニ!!」

きなこの声が響く。

あ、あれがジェミニ・・・!
セージの顔が恐怖で青ざめる。

しかし、きなこは不敵な笑みを浮かべるとジェミニに向かっていく。

「!? えぇっ、に、逃げないんですか!?」

「もちろん!ラヴィ君、よろしくv」
「了解です!セイフティウォール!」

ラヴィ君が出した光の幕の中央に立ち、ジェミニを待ち受ける。
さらにラヴィ君は続けて「サンクチュアリ」を唱え、きなこが立つすぐ後ろにサンクチュアリを展開する。

その様子を見たセージははっと息を呑む。
これはひょっとして、噂に聞くバックサンク?

踏み入れたものすべてのHPを回復するサンクチュアリを敵に踏ませないように、後ろぎりぎりにサンクチュアリを展開しつつ戦う、殴りプリーストやMEプリーストの十八番、バックサンク。
ソロでもけっこうコツが必要なこの技をパーティで難なくこなすきなことラヴィ君を思わず見つめるセージであった。

・・・息、ぴったりなんだ・・・さすがギルドの仲間・・・


「ほら、早く攻撃して!」
ぼーっとそんなことを考えていたセージにきなこの声が飛んだ。

はっと我に返ったセージはあわててオートスペルを唱え、ラヴィ君のセイフティウォールに乗りながらオートスペルライトニングボルトで援護に加わった。
オートスペルは攻撃が命中しなくとも発動するため、回避能力の高いジェミニにも有効だ。

HPの高いジェミニだが、懸命なセージの攻撃とラヴィ君の支援によりやがて倒れた。

「やったね!」
きなこが声を上げる。

「はぁ、はぁ・・・たおせましたね・・・」
セージはさすがに疲れたのか、その場に座り込んだ。
地面についたセージの手に、コツンと何か硬いものが触れた。

セージが何かと思って見ると、そこには青色の小さい箱が転がっていた。

「あ、青箱・・・」
「わぁすごい!おめでとう!」

初めて自分で出した青箱を拾いあげ、目を輝かせながら思わず口元を綻ばせるセージ。
そんなセージを見て、きなこはうれしそうに微笑んだ。


「さて、ジェミニも倒したし、そろそろ頃合いかな?」
「はい!戻りましょうか」


きなこはちょっと含みのある笑いを浮かべたかと思うと、こう言った。

「じゃあ最後に・・・ちょっとだけ、遊んじゃおうか。」

「・・・え?」


セージが何事かと思っていると、きなこは左手を前に突き出し、こう叫んだ。



「リンカー!あなたに会いたい!!」



きなこが叫ぶと同時に、きなこの左手薬指がピンク色に強く輝いた。
かと思うと、次の瞬間、きなこの目前に光の渦とともに人影が現れた。

現れたのは、男性のソウルリンカー。
今まで気がつかなかったのだが、きなこにもそのソウルリンカーにも、左薬指に指輪が光っていた。

「・・・結婚スキル・・・」

「ふふ、びっくりした?」

きなこはいたずらっぽくそう言うと、リンカーに何かをささやいた。
ソウルリンカーはうなずき、セージに向かって両手を差し伸べると、高らかに叫んだ。


「セージの魂よ、この者に宿れ!ソウルリンク!!」


あたりが青く光り、その光はセージの頭上へと集まり、やがて体へ流れ込む。

「・・・ソウルリンク・・・これって・・・まさか・・・!!」

「さぁ、オートスペル!!」

「!・・・はい!!」

セージはオートスペルを唱え、近くにいたリムーバに挑む。
本を振りかざした瞬間、大量の炎の矢が本からリムーバめがけて襲い掛かった。
たちまちリムーバは倒れ伏す。

魂FCAS。
セージの魂を付与された状態だと、通常はレベル1~3までの間でランダム発動のオートスペルが、習得最大レベルで発動するようになる。
つまりレベル10を覚えていればレベル10が詠唱なしで発動するので、火力が大幅にアップする。


「・・・すごい・・・これが魂FCAS・・・すごいです!!!」

セージは湧き上がる衝動と喜びを確かに感じつつ、次のリムーバに向かって駆け出す。
その後も魂の恩恵が続く限りリムーバを蹴散らし続けた。

きなことラヴィ君、リンカーは微笑みあいながら後を追った。




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狩りを終え、プロンテラに戻った四人。

リンカーは先に戻り、三人で狩りで得られたアイテムを精算することに。
「せ、精算なんて・・・こんなに楽しませていただいたのに!いいですよ!」
セージが断るが、きなこたちは公平にわけようと主張する。

セージが困った顔を浮かべると、きなこはひとつ提案した。
「じゃあ、1つだけ出たやわ帽をもらっていい?あとは全部あなたにあげるから」

「もちろんです!それでも多いくらい・・・」

「きまりねvありがとう!」

「はい!ありがとうございます・・・あ、青箱・・・」

ジェミニから出た青箱。
どうしようかとセージが悩んでいると、きなこが「開けちゃおうよ!」とささやく。

セージは意を決して開けた。

出てきたのは・・・


「あ・・・やわ帽・・・」

「あは、おそろいだねv」

きなこはセージに今出てきたやわ帽をずぼっとかぶせ、自分もやわ帽をかぶり、横から抱きついた。

「ね、SSとっていい?」
きなこがセージの耳元でささやく。

「え!・・はい、ど、どうぞ・・・!」


「わらってわらってー、はい!チーズ★」


SSのSS


「それじゃ、おつかれさまー!またね♪」
「おつかれさまでした、またお会いしましょう」

きなことラヴィ君がセージに別れを告げる。

「はい!・・・あっ、すみません、お名前をまだ聞いてませんでした・・・
 教授さん、あたなのお名前・・・教えてくれませんか・・・?」


きなこは微笑みながら、後輩に向かって自らの名前を名乗った。

「わたしはきなこ。プロフェッサーのきなこよ。」


「きなこさん・・わたし、諦めずにプロフェッサーめざします!!それで、きっときなこさんみたいな、素敵なプロフェッサーになります!!」

きなこは満面の笑みを浮かべて答えた。
「プロフェッサーになったら、また狩りに行きましょうvそれじゃあ、またね!」

きなことラヴィ君はセージに手を振り、たまり場へ去っていった。


「きなこさん・・・わたしきっと、あなたみたいなプロフェッサーになってみせます・・・!」



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数ヵ月後。
プロンテラの郊外。


通り沿いの芝生に、アサクロとスナイパー、そしてやわ帽をかぶったプロフェッサーが座って話をしていた。

スナイパーがプロフェッサーに話しかける。

「セージと違ってプロフェッサーってソウルチェンジとか超便利だよねー、臨時でも引っ張りだこでしょ?今度タナトスタワー9Fとか行こうよ。」

するとそのプロフェッサーはこう答えた。

「プロフェッサーになればもてはやされるけど、セージ時代は見向きもされないのよ。臨時PTに行きたくても断られるし。だからセージをないがしろにする人とはPT行かないのがわたしのポリシーなの」

それを聞いた傍らのアサクロが意外そうな声を上げる。

「へー、セージは付与とか助かるけどなー。それってやっぱり自分で思ったから?」


「ううん、セージだった頃に出会った教授さんがそう言ってたの。わたしの恩人で、目標なんだ」

そう答えたプロフェッサーは、やわ帽を愛おしそうに撫でながら、すこし遠くを見て微笑んだ。



-- fin --

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